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   抗甲状腺剤

 バセドウ病の治療は、一般的には抗甲状腺剤の投与をおこないます。
 抗甲状腺剤は、甲状腺でのホルモンを合成する機能を押さえる薬で、 チアマゾール(メルカゾール)とプロピルサイオウラシル(チウラジール、プロパジール)の 2種類があります。
 内服を始めると、1〜2ケ月後には血液中の甲状腺ホルモン・レベルが正常近くにまで 改善してきますので、症状もかなり軽くなってきます。
 少し症状が良くなると、勝手に減量したり、あるいは中断する患者さんがいますが、毎日きちんと 忘れずに内服することが重要なことです。
 定期的に甲状腺ホルモン・レベルを調べながら適切な量に増減し、 副作用についてもチェックしていきます。
 焦らずに適量の抗甲状腺剤を服用していると、次第に血液中の甲状腺ホルモン・レベルは正常に なり、次に脳下垂体から出ている甲状腺刺激ホルモンが正常となり、そのうち甲状腺刺激抗体 (TR-Ab)が少なくなってきます。
 甲状腺刺激抗体が体の中から消えることが好ましいのですが、 ある一定の条件をクリアすれば、たとえ甲状腺刺激抗体が陽性であっても抗甲状腺剤の中止は可能です。
写真:抗甲状腺剤
左がプロパジール
(プロピルサイオウラシル)
右がメルカゾール
(チアマゾール)
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