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  腺腫様甲状腺腫

どんな病気?
 甲状腺に一個から数個の‘しこり(結節)’ができる病気です。
 以前は、自分で‘首のしこり’を自覚したり、他人から‘首が腫れている’と言われ、来院されることがほとんどでしたが、最近は検診でしこりを発見されて来院する患者さんが多くなっています。

原因
 よく分かっていません。

診断
 まず触診(触れて調べること)にて、しこりの大きさ、硬さ、動き(可動性と言い、甲状腺の内と、甲状腺外の組織との間の動き、)などについて調べます。触診は甲状腺のしこりで重要な診察法で、全ての甲状腺疾患に用いられますので、この項以降は触診での重要な所見だけを記述します。
 大きさは様々ですが、触診では多くは癌ほど硬くなく、動きは良好です。
 次いで、超音波検査にてしこり内部の性状について調べ、更に超音波ガイド下吸引細胞診にて腫瘍の細胞を吸い取って採取し、悪性の有無について検討します。

治療
 多くの場合、手術も含めて治療は必要はありませんが、3〜12ヶ月毎のチエックを要します。
 しこりの経が5cm以上であったり、それ以下でもがどんどん大きくなる傾向が見られたり、首に圧迫感などの症状のある場合は、甲状腺ホルモン剤の服用を勧めます。甲状腺ホルモン剤による抑制療法にもかかわらず悪化する場合は、まずPEITをおこないますが、ケースによっては手術をお勧めすることもあります。
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